血糖値を急上昇させない食べ方


最初に野菜、最後にご飯




同じものでも、食べる順番で血糖値の上昇に差が出ます。
野菜
1.まず最初に野菜・海藻・きのこ類を食べます。これらに含まれる食物繊維が腸での糖の吸収を抑え血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。また、野菜類をよく噛んで食べることで満腹感を得やすく、食べ過ぎを防いでくれる効果もあります。ただし、炭水化物の多いイモ類、豆類、カボチャ、トウモロコシなどは最後に食べるようにします。
肉・魚
2.次に食べるものは、肉や魚などのたんぱく質です。肉は脂肪の多い部位はなるべく避け、脂身の部分を取り除いたりするとカロリーを抑えられます。全部食べてしまうと、次に食べるご飯のおかずが無くなってしまうので、少し残しておいたほうがいいでしょう。
ご飯・パン
3.最後に食べるものは、ご飯、麺、パンなどの炭水化物です。炭水化物は、体内で糖に分解されるので血糖値を上げる直接の原因となりますが、先に食べた野菜などの食物繊維が糖の吸収を緩やかにしてくれます。

このように、まったく同じ物を食べるときも、その順番を変えるだけで食後の血糖値の急上昇を防ぐことができ、糖尿病の予防や改善に効果があることが分かっています。宅配食もこの順番で食べることをお勧めします。




ナビゲーション